鳥取県は、「砂」をテーマに、万博に出展している国や地域と「砂同盟」を結んでいて、6月30日に南太平洋の島国・ナウル共和国が参加したのに続いて、7月1日は新たに5か国が加盟しました。
「砂」を通じた友好の輪が広がっています。

6月30日、万博会場で鳥取県が出展した「無限砂丘」を楽しむのは、ナウル共和国のパビリオンのスタッフです。

ナウル共和国は、南太平洋に浮かぶ人口約1万人の島国。
2021年に政府観光局の公式アカウントが平井知事の発言した「鳥取にスタバはないが砂場はある」をSNS上で勝手に流用。
両者で「スナバ」を売り込む『すなうる共和国連合』を結成し、“和解”しました。
今回の万博でも、新たなコラボです。

作野俊介記者:
鳥取県が締結している「砂同盟」。3つめの国はこちら、ナウル共和国です。

鳥取県は、「砂」をテーマに出展している国や地域に「サンドアライアンス」「砂同盟」への参加を呼びかけ、万博の盛り上げに一役買って買っています。
これまでに中東のヨルダン、サウジアラビアと同盟を結び、ナウルは3か国目です。

調印式では、締結の記念にナウルの海でとれるキハダと境港に水揚げされるクロマグロのフィギュアを交換しました。

鳥取県・平井知事:
サンドで賛同(さんどう)。砂とツナで出来た絆です。ぜひ、このパートナーシップをこれからも鳥取県、ナウル共和国で大事にしていきたい。

ナウル共和国パビリオンディレクター シャンディ・フランチェスカ・エイケンさん:
とても光栄。ナウルの砂は鳥取の砂よりも粒が大きい。違いがわかった。

鳥取県が進める砂同盟には1日、新たにアルジェリア、EU、モザンビーク、モーリタニアが参加、加盟国は合わせて8つの国や地域に増えました。
県は、加盟国のパビリオンと鳥取砂丘をめぐるスタンプラリーを1日から開催、「砂」を通じた友好交流につながればと期待しています。

TSKさんいん中央テレビ
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