「やっぱりうれしかった。改めて社会人の自覚も湧いてきて、またきょうから頑張ろうと思った」 新人職員の喜びの声が響く鹿児島県庁。初めてのボーナスを手にした若手職員の表情は晴れやかだ。

3年連続の増額、一般職員の平均支給額は84万円超

2025年6月30日、鹿児島県の職員約2万7000人に夏のボーナスが支給された。一般職員の平均支給額は84万2467円で、前年、2024年より3万8000円の増額となった。人事委員会の勧告を受けたもので、3年連続の増額となる。

この記事の画像(4枚)

特別職も増額、知事は256万円超の増額

県の主な特別職についても増額が実施された。塩田康一知事のボーナスは256万6800円、副知事と県議会議長はともに200万7900円で、こちらも人事委員会勧告に基づいて2024年より増額されている。

「家族でおいしいご飯を」 初ボーナスの使い道

2025年4月に入庁し、初めてのボーナスを受け取った新人職員は喜びを隠せない様子だった。社会人としての第一歩を踏み出してから約3カ月、初めての大きな収入に「改めて社会人の自覚も湧いてきた」と話す。
「家族でおいしいご飯を食べに行きたい。残りは貯金したい」と使い道を語る姿からは、家族への感謝と将来への備えを大切にする姿勢が垣間見えた。

(鹿児島テレビ)

鹿児島テレビ
鹿児島テレビ

鹿児島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。