宮崎県内の路線価が発表されました。最も高かったのは宮崎市橘通西3丁目の橘通りで、1平方メートル当たり24万円と去年を1万円上まわりました。最高路線価の上昇は33年ぶりです。

路線価は今年1月1日時点の評価額で、相続税や贈与税の算定基準となります。

県内で最も高かったのは宮崎市橘通西3丁目の橘通りで、去年を1万円上まわる1平方メートル当たり24万円でした。県内の最高路線価は1993年に下落が始まり、今年33年ぶりに上昇しました。

また、継続的に価格を調査している標準宅地2322地点のうち、上昇は546地点、横ばいが1580地点、下落が196地点となっています。変動率は去年を上まわる0.4%の上昇となりました。

路線価の算定に携わった不動産鑑定士は、中心商業地の再開発に加え住宅需要が堅調な宮崎市が地価上昇をけん引し、地価水準はコロナ禍前に戻りつつあると分析してます。

テレビ宮崎
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