夏休みを安全に楽しく過ごそうと秋田県横手市の小学校で1日、児童たちが不審者を見かけたときの対処法を警察から学びました。

横手市の吉田小学校です。7月25日から始まる夏休みを前に、子どもたちが自分の身は自分で守ろうと防犯意識を高めます。

不審者と遭遇し学校近くのコンビニエンスストアに逃げ込む想定で行われた訓練では、児童たちが不審者の特徴を覚えて店員に報告し、店員が警察に通報しました。

県警察本部によりますと、2025年に県内で確認された不審者の声かけ事案は5月末までに25件あり、前年の同じ時期と比べると6件減っています。

児童:
「きゃーと叫んだら遊んでいるように聞こえてしまうので、『助けて』と叫んだら良いということを学んだ」

横手警察署生活安全課・柴田麻椰さん:
「犯罪の被害に遭ったときは、逃げて助けを求めることは弱いということではない。とにかく逃げて助けを求めることを徹底してほしい」

まもなく迎える夏休み。安全に楽しく過ごしましょう。

秋田テレビ
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