秋田県の鈴木健太知事肝いりの「マーケティング戦略室」が1日、県庁に立ち上げられました。人口減少の抑制や観光振興などを効率よく進めていきます。
県の企画振興部総合政策課マーケティング戦略室の立ち上げに伴い1日、人事異動の発令式が行われ、鈴木知事が「県民や移住者の思いを見据えて業務にあたり、これから変わる秋田を一緒につくっていきましょう」と配属された職員を激励しました。
鈴木知事:
「これからの秋田県庁がどれだけ成果を出していけるか。秋田の未来がどのようになるのかを大きく左右する大事な仕事。意欲を持って新しいことに立ち向かう、学んでいく気持ちを持って臨んでほしい」
戦略室は、マーケティングの手法で人口減少、観光振興といった県の課題を効率的に解決する専門の部署です。総務省から出向してきた27歳の室長をトップに、専任6人、兼任12人の職員計18人で組織されます。
マーケティング戦略室・馬場俊行室長:
「新設されたマーケティング戦略室の室長ということで身の引き締まる思い。マーケティングの手法を様々な政策に導入することで、施策の精度を高めていく。それによって少しでも秋田の未来が良くなるように頑張っていきたい」
職員はマーケティングの研修を受けて、本格的に業務に取り組みます。