相続税などの基準となる土地の価格「路線価」が公表され、近畿の上昇率の平均が過去最高になりました。
近畿2府4県の「路線価」の平均は前の年に比べて2.7パーセント上昇し、現在の計算方法が導入された2010年以降、過去最高の上昇率となりました。
近畿で最も上昇したのは、兵庫県豊岡市の城崎温泉駅前で24.2パーセントでした。
大阪国税局によると、インバウンド客の増加により飲食店などの新規出店が増えている影響とみられるということです。
また、森ノ宮駅近くは15パーセントと近畿で6番目の上昇率となりました。
周辺では大阪公立大学森之宮キャンパスの開業や大阪メトロ新駅の設置が計画されていて大阪東部の起点としての期待が表れているとみられます。