日本三大祭りのひとつ祇園祭の始まりを告げる「お千度の儀」が京都の八坂神社で行われ、祭の安全が祈願されました。
「お千度の儀」は、祇園祭の山鉾巡行で先頭の長刀鉾に乗る「お稚児さん」が稚児に選ばれたことを八坂神社に報告し、祭の無事を祈る儀式です。
ことしのお稚児さんを務める同志社小学校3年の久保堅斗さん(8)は、白塗りの化粧をして朱色の袴をつけ、補佐役の「禿」2人と共にお祓いを受けました。
大勢の参拝者が見守る中、稚児たちは本殿を右回りにゆっくりと3周し、真剣な表情で祭りの無事を祈りました。
祇園祭の山鉾巡行は7月17日と24日に行われます。