6月も30日で終わりですが、30日も夏休みまっただ中のような厳しい暑さとなりました。人吉市では県内今年最高の35.7度を観測。阿蘇市などでは、6月の観測史上1位を更新しています。
1年の半分となる節目の30日半年間の罪や穢れを払う神事『夏越大祓』が熊本城内の加藤神社で行われました。
参加者たちは汗をぬぐいながら境内に設けられた茅の輪を3回くぐり半年の罪や穢れを払い、これから半年の無病息災を祈願していました。
【参拝した男性】
「待ってる間も汗止まらず、というところもあって、来て、おー暑いと思いながら動いてます」
【参拝した女の子】
「もう信じられないくらい暑いので、扇風機がないとちょっとやばいです」
毎年6月30日に行われる『夏越大祓』。
通常は、約6週間の梅雨の折り返し地点でもありますが、梅雨明け4日目の30日、
熊本市の最高気温は34.9度、各地で真夏のような猛暑となりました。
人吉市では今年県内で最も高い35.7度。あさぎり町でも35.4度となるなど
県内5つの観測地点で猛暑日となりました。
人吉市とあさぎり町は29日に続いての猛暑日。6月に2日連続で猛暑日となるのは観測史上初めてです。また、高森町や阿蘇市乙姫など5つの観測地点で、6月としての観測史上1位を更新しました。
明日から7月。いつもの年なら、あと3週間ほどはかかり続けたであろう雨雲の日傘は期待できず、真夏の猛暑はしばらく続きそうです。
熊本県内では10代から90代までの男女20人が熱中症の疑いで病院に運ばれました。全員、意識はあるということです。