愛媛県松山市で３０日、ＪＲ松山駅周辺の車両基地跡にアリーナをメインに整備する基本計画案がまとまりました。
ＪＲ松山駅の車両基地の跡は松山市が取得予定。活用策を巡っては、これまで有識者による検討会で議論が行われてきました。
市役所では３０日に最後の検討会が開催。これまでに出た委員の意見やパブリックコメントを反映させた形で、車両基地跡に５０００席以上のアリーナをメインに整備する基本計画案が取りまとめられました。スポーツやコンサートなどへの対応を想定しています。
この一方で、委員からは元々構想していたホールからアリーナに変わった理由が市民に伝わっていないという意見も出ました。
また注目されているのが、プロバスケットボール愛媛オレンジバイキングスのオーナーになった「サイボウズ」青野慶久社長の発言。６月２６日にＪＲ松山駅周辺でのアリーナ整備にこだわらない考えを示しました。この発言に松山市は…
松山市交通拠点整備課・有光一成課長：
「ＪＲ松山駅に隣接するアリーナの整備を目指している同志として、今後もバイクスやサイボウズさんと一緒に整備を進めていきたい」
ＪＲ松山駅周辺での整備にこだわる松山市。バイクスと意思疎通を図りたい考えで、基本計画を７月中に策定し公表する予定です。
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