岡山空襲から８０年の２０２５年６月２９日、岡山市中心部では、今も残る岡山空襲の傷跡を見て回るツアーが行われました。
岡山空襲の悲惨な記憶を風化させないよう、「岡山の戦争と戦災を記録する会」が毎年開いているもので、１０人の参加者が集まり、下石井公園をスタートしました。
市内中心部には今もなお、戦争の傷跡が残っています。
（説明）
「この田町橋も、辺りは焼失。逃れるために川に入るけれど亡くなる方が大勢いた」
「田町橋」は、空襲で欄干に深い傷跡を残し焼け残りましたが、悲惨な記憶を伝えるため当時の状態のままとなっています。
（参加者は…）
「知らないことがいっぱいだった。実際に話を聞いてみて、ここはこういう風だったんだなと思ったし、戦争はだめだと思った」
（主催者は…）
「体験者が少なくなっているから、橋や建物が体験者の役割を果たしている。それを私たちが代わりに伝えているので、みんなが伝えられる人になればいいなと思う」
主催者はこの活動を続け、”平和とは何か”伝え続けたいとしています。
