総社市と広島県福山市を結ぶ第3セクターの井原鉄道の新しい社長に前の岡山県環境文化部長の大熊重行さんが就任しました。
6月27日付けで井原鉄道の社長に就任した大熊さんは笠岡市出身の60歳で、1989年岡山県庁に入り、財産課長や産業労働部次長などを経て2023年から2025年3月まで環境文化部長を務めました。
(井原鉄道 大熊重行新社長)
「安全で持続的な公共交通機関としての使命を果たすため一層の経営体質の強化と鉄道経営を通じた沿線地域の振興にまい進したい」
開業から27年目を迎えた井原鉄道は、2024年度利用者が98万4617人と前年度より1.4%増えたものの燃料費や人件費の高騰などで2年連続の赤字決算となり、経営改善が急務となっています。