柔道塾の合宿中に、小学生の男の子に無理やりしょうゆを口に流し込む暴行を加えた罪などに問われている元塾長の男が、初公判で起訴内容を認めました。
元柔道塾の塾長・石野勇太被告(32)は2024年、千葉・南房総市で行われていた合宿中に、小学生の男の子(当時11)に無理やりしょうゆを口に流し込む暴行を加えた罪や、複数の女児に性的暴行を加えた罪などに問われています。
石野被告は27日に開かれた初公判で、起訴内容について「全て間違いありません」と認めました。
検察側は冒頭陳述で、暴行の罪について「食堂で『お前ちょっと寝ろ』とあお向けにして犯行に及んだ」とし、また複数の女児に対しては「就寝中や睡眠作用のある薬剤を飲ませて犯行に及んでいた」と指摘しました。