26日に山形空港の滑走路に侵入したクマの続報。これまでのところ捕獲には至っていないが、航空便は正常に運航している。

26日に山形空港の敷地内でクマが目撃され、滑走路が閉鎖されたもの。
これにより26日は午後の便・計10便が欠航するなどの影響が出た。

警察や猟友会などは26日、敷地内3カ所にワナを設置。
クマが好むというサクランボとリンゴ・ハチの巣を混ぜたエサを仕掛けた。

さくらんぼテレビの情報カメラが27日午前4時20分ごろに捉えたクマの姿。
滑走路の近くを南から北に向かって走る様子が見てとれる。
午後6時の時点で捕獲には至っていない。

(リポート)
「午前8時ごろの山形空港です。通常通り運航を再開するということで、手続きを行う人の様子を見ることができます」

27日朝、山形空港事務所は、クマの姿が確認されず滑走路の安全が確認されたとして、27日は通常のダイヤで運航している。

(乗客)
「一安心。朝から調べて空港が開いているか心配だった」
「クマが早く捕獲されて、無事に山に帰してあげられれば」

空港事務所では、敷地内のパトロールカーを増やして警戒を続けるほか、定期的にワナの状況を確認するとしている。
週末も安全を確保しながら通常通りの運航を予定しているが、クマが滑走路内に立ち入った場合、再びの閉鎖もありうるとしている。

さくらんぼテレビ
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