新庄市の農林大学校で学生たちが作った農産品を販売する「農大市場」が開かれた。人気のサクランボは瞬く間に完売する盛況ぶりだった。

「農大市場」は農産物の栽培だけでなく、自ら販売し消費者と交流することで生産意欲の向上につなげようと、2005年から毎年開かれている。

各ブースには、学生たちが栽培した花や果物・野菜のほか、自家製のケチャップなどの加工品が並ぶ。
備蓄米の放出で注目を集めるコメは、つや姫が2キロ1600円で販売され行列ができていた。

(中山町から)
「初めて来た。息子が今年入学したので。決して安くないけど、子どもたちが作ったのを買いたいと思って来た」

そして毎回、一番人気なのは旬のサクランボ。
佐藤錦は1人1箱に限って販売され、開店と同時に売り切れていた。

(山形市から)
「旬だからね。家族みんなで食べる」

(南陽市から)
「おいしい。味がほかとは全然違う」

(尾花沢市から)
「食べておいしい。若い学生たちが一生懸命な姿がすごく魅力的なので来ている」

6月~11月まで、年3回開催の「農大市場」は、9月19日・11月1日にも開かれる。

27日は、すべての商品が30分で売り切れたそう。
次回の9月の「農大市場」は秋彼岸の直前ということで彼岸用の花、果物ではブドウ、野菜ではトマトなどがメインで販売される予定。

さくらんぼテレビ
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