九州北部の梅雨明けが発表され、福岡県内全域で30℃以上の真夏日を記録した27日、福岡市の高校が大型イベントを開催。
空調の効いた会場は、高校生たちの歓声と熱気に包まれました。
梅雨が明け、夏本番を迎えた27日。
福岡市の照葉積水ハウスアリーナに大型バスが到着しました。
中から降りてきたのは、福岡中央高校の生徒たちです。
◆生徒
「涼しい~」
◆高校1年生
「小学校も中学校も全部外でした。うれしい」
これから冷房の効いた涼しい屋内で、高校生活の一大イベントが開催されます。
西日本最大級、5000人規模のアリーナに集まったのは、生徒と保護者たち。
そして、華やかなパフォーマンスで開幕したのは、夏の体育大会です。
福岡中央高校では、熱中症対策のため、4年前から積水ハウスアリーナで体育大会を開催しています。
障害物競走ではー
◆リポーター
「床の滑りを活かしながら、素早く網をくぐりぬけていきます!ものすごいスピードです!」
スムーズにクリア!
しかしー
◆リポーター
「麻袋を履いてゴールを目指します!が、床が滑ってしまうようです」
体育館ならではの悪戦苦闘もあいまって、会場の盛り上がりは最高潮に!
保護者たちも、快適な環境で、我が子にエールを送っていました。
◆保護者
「小さい子も涼しくて過ごしやすく体育祭を見られる」
「見やすくてとてもいいです。大きな画面もあるので」
モニターを使った屋内ならではの演出も―
◆生徒
「照明とかも使われるし、歓声とかも音響がすごいから、とても感動します。鳥肌が立つくらい盛り上がります」
「日焼けも気にしなくていいから、全力で応援できる。もう最高です」
快適な環境の中で開催された福岡中央高校の体育大会。
生徒たちは厳しい暑さに悩まされることなく、競技も応援も目一杯楽しむことができたようです。