ＪＲ西日本とＪＲ東海は、山陽新幹線と東海道新幹線の一部列車に「弱冷房車」を試験導入すると発表しました。
実施期間は８月１日～７日と、８月１８日～３１日です。１６両編成のひかり号、１０本の３号車自由席を「弱冷房車」にするということです。
ＪＲ西日本によりますと、利用客からの意見や要望を調査したところ、「弱冷房車」に一定のニーズがあることが分かり、サービス向上策として冷房の設定温度をほかの号車に比べて高い車両を用意した場合の利用状況などを調査するため、試験導入を決めたものです。
車内の空調は乗務員が客の申告などを受けながら設定しているそうですが、ＪＲ東海によりますと、「弱冷房車」では、状況に応じて設定されている温度から２度高めに設定するということです。
客が「弱冷房車」と普通の車両を選びやすくするため、のぞみ号に比べて自由席の両数が多い、ひかり号での試験導入になったということです。
＜対象列車＞
ー下りー
・東京始発列車
ひかり５０７号 東京 １０：０３→岡山 １４：０２
ひかり５０９号 東京 １１：０３→岡山 １５：０２
ひかり５１１号 東京 １２：０３→岡山 １６：０２
・名古屋始発列車
ひかり５３１号 名古屋 ６：３６→博多 １０：１１
ひかり５３５号 名古屋 ７：３７→広島 １０：３３
・新大阪始発列車
ひかり５９１号 新大阪 ６：０６→博多 ９：１９
ー上りー
・岡山始発列車
ひかり５１８号 岡山 １６：３６→東京 ２０：４２
ひかり５２０号 岡山 １７：３６→東京 ２１：３６
ひかり５２２号 岡山 １８：３６→東京 ２２：２７
・博多始発列車
ひかり５９２号 博多 ２０：５２→新大阪 ２３：３２
