円滑な水難救助活動の連携を深めるため、境海上保安部と境港消防署が6月26日、合同で潜水訓練を行いました。
この訓練は、海難事故に備え海と陸の救助機関が連携を強化することを目的として定期的に行っているものです。
境港市の巡視船専用の岸壁で行われた訓練には、境海上保安部の「巡視船おき」の潜水士8人と、境港消防署の水難救助隊の潜水士12人が参加しました。
訓練は、海の中に要救助者が沈んでいる想定で行われ、潜水士が一列になって海に潜り、岸壁沿いを捜索する流れを確認しました。
境海上保安部の潜水士:
「夏季のレジャーシーズンになっていきますので、海で楽しまれる方が海難現場にあった際にはおき潜水士、境消防ともに訓練したことを通して迅速に救助活動を実施できたらいいなと思っています」
境海上保安部・羽賀田亨次長:
「境消防と巡視船おきできちっと連携取れて訓練できたと思います。海難事故等ありましたら、緊急通報番号(118)にいち早く連絡して救助を求める形にしていただきたい」
境海上保安部は、今後も消防との連携を図り定期的に訓練を行っていきたいとしています。