地元の自然を学んでもらうため、島根県松江市で6月26日、子どもたちがウナギの稚魚を放流しました。

ウナギの稚魚を放流したのは、松江市の本庄小学校の3年生から5年生24人です。
26日は、学校の近くにある中海の親水護岸で地元の漁協の担当者から、ウナギの生態について説明を聞きました。
そして、岸辺に横一列になって、バケツに入れてもらったウナギの稚魚を放していきました。

放流されたのは、1年ほどかけて15センチから30センチほどに育った稚魚700匹あまりで、すぐに砂の中に隠れたものもいましたが、ほとんどが元気に泳ぎだし、あっという間に見えなくなりました。

児童:
「ウナギが大きく育ってほしいです」
「ウナギが中海に帰って、増えるとうれしいです」

子どもたちは、総合学習の時間に中海の自然環境について学んでいるということで、放流体験を通じ、学びが一層深まったようです。

TSKさんいん中央テレビ
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