広島地方気象台は27日午前、中国地方の梅雨明けを発表しました。
6月中の梅雨明けは1951年に観測が始まってから初めてで、史上最も早い記録となりました。
平年に比べると２２日、去年に比べ２４日早くなりました。
梅雨明けが発表されたのは、中国地方をはじめ、九州南部、九州北部、四国、近畿地方です。
中国地方は、平年に比べて22日早い梅雨明けで、観測史上最も早かった1978年の7月3日を6日更新しました。
なお梅雨入りや梅雨明けの発表は速報値で、春から夏にかけての天候経過を考慮して再検討され、見直されることがあります。
26日に発表された1か月予報では、中国地方の7月末までの1か月の降水量は、平年よりも少ないと予想されています。水不足のなどへの影響が懸念され、農作物の管理などに注意が必要です。
また平均気温は平年より高くなる予想で、例年以上に熱中症への対策も必要となります。
