日本画・洋画をはじめ、陶芸や工芸など様々なジャンルの逸品を一堂に集めた展示即売する恒例の美術作品展が米子市の百貨店で開かれています。
(取材6月25日)
この美術作品展は、国内外の有名作家が手がけた数々の芸術品を山陰の美術愛好家に広く紹介しようと、米子しんまち天満屋が毎年開催している恒例の企画展です。
今回は約300点が展示即売されています。
版画の巨匠・棟方志功の作品です。
「ハイビスカスの女の柵」660万円。
マルク・シャガールの作品です。
「画家のピンクと黒の二つの顔」2750万円。
陶芸では、特に薩摩焼の沈壽官が手がけた力作の数々が紹介されています。
「薩摩籠目透香爐」220万円
沈壽官は代々鹿児島で400年以上窯を守り続け、現在は第15代が活躍中で、この美術展のあと個展も予定されています。
米子しんまち天満屋 佐竹紘平さん:
様々な作品が一堂に会する見ごたえのある展示となっています。山陰の皆様、広くご案内できればと思っています。
会場を訪れた美術ファンなどは、ふだん見る機会の少ない有名作家の作品を1点1点丹念に鑑賞していました。この美術作品展は今月30日まで開かれています。