立憲民主党は24日、常任幹事会を開き、7月の参院選比例代表に蓮舫元参院議員を擁立する方針を正式に決定した。
蓮舫氏は、2024年7月の東京都知事選挙に出馬し敗れたが、約128万票を獲得した。その後、自身のインスタグラムの生配信で、今後の対応について、「今は国政選挙は考えていない。いったんピリオドだ」と述べていた。
野田代表ら執行部は、参院選での比例票の掘り起こしが期待できるとして、蓮舫氏を擁立する方向で調整を進めたが、党内の参院議員に加え、支援団体である連合を中心に反対論が出たため、結論が先送りとなっていた。
24日午後の常任幹事会では、党内の反対論もある中で協議が行われ、擁立することが決定した。
立憲内からは、国民民主党が山尾志桜里氏の擁立騒動などを受けて、党の支持率が下落したことを踏まえ、同様の事態になることを懸念する声も出ていた。