都内の大学に現れたのは、俳優のいとうまい子さん(60)。

還暦を迎え、この日初めて教壇に立ちました。
いとうまい子さん:
みなさんこんにちは〜いとうまい子と申します。ヒューニング学を1年間一緒にやっていきます。

いとうさんは、この春から大学教授に就任。 専門は「ヒューニング学」という新しい学問で、その人が持つ本来の力を発揮できるように“自分の心をコントロールするためのスキル”を 学ぶものだそうです。

学生たちには、この学問を身につけ“自分らしく生きてほしい”というのが、 いとう教授の思いです。

いとうまい子さん:
幸せに生きるスキルを伝える感覚かなと思います。人生楽しませて生かしてもらっているので、世の中に恩返ししたいなと思います。

いとうさんは、18歳でアイドルデビュー。ドラマや映画で活躍したのち、 45歳で早稲田大学に入学。 予防医学やロボット工学を学ぶ研究者としての 顔も持っています。

そうした多くの経験が「ヒューニング学」にも生かされているといいます。

いとうまい子さん:
アイドル時代など若い頃に苦労したところから立ち直り、乗り越えてきた手法そのものが今思えばヒューニングだった。ヒューニング学を教える上で私の経験が一番大きかったと思います。
俳優、研究者、会社経営者、そして大学教授と4足のワラジを持ついとうさん。

――次世代の若者へ伝えたいこととは?
いとうまい子さん:
なんでもいいから新しいものをどんどん取り入れてアップデートするとさらに人生が楽しくなるのじゃないかなと思います。
学生たちに“自分らしい生き方を見つけて幸せになってほしい”いとう教授の挑戦は明日も続きます。
(「イット!」4月16日放送より)