今月9日にBリーグ・島田慎二チェアマンが、東京・お台場にある「TOYOTA ARENA TOKYO(トヨタアリーナ東京)」を視察。
トヨタアリーナ東京は、トヨタ自動車、トヨタ不動産、トヨタアルバルク東京の3社が共同で推進するプロジェクトで、旧「MEGA WEB(メガウェブ)」跡地に建設されており、スポーツ観戦に特化した設計が大きな特徴となっている。
この日は、アリーナ内をアルバルク東京・林邦彦社長とアリーナ部・林洋輔部長が、Bリーグ・島田慎二チェアマンを案内。選手がプレーするコートはもちろん、観客席やVIPルームなど、アリーナを肌で体感した。

アリーナ内は、観客席を囲む映像ディスプレーの2層の「リボンビジョン」を搭載。上層のリボンビジョンは国内初となる高さ2mの大画面仕様で、迫力ある演出が可能となった。さらに、観戦の質を高めるため、最新の映像・音響技術も投入、これにより臨場感のあるビジョン演出が期待される。
新アリーナを目の当たりにした島田慎二チェアマンは、「世界、そして国内のアリーナは見てきましたが、(トヨタアリーナは)相当驚きました。衝撃を受けた。一つ一つ考えられていて、施設の基準がグローバルになっていた。コートから客席までの距離は近く、観客席はどこからでも見やすいのがこのアリーナの特長」と話した。
アルバルク東京の林社長は、「アリーナを作った後の運営を我々はやる使命がある。アルバルクの運営をするスタッフからの意見も取り入れながら、アリーナを作れた」と話し、今後、試合開催日以外でも楽しめる多様なエンターテインメントやサービスの導入が予定されており、都市型アリーナとしての新しい価値創出が期待されている。
トヨタアリーナ東京は、バスケットボールチーム「アルバルク東京」のホームアリーナとして運営され、同じく東京を拠点とする「サンロッカーズ渋谷」も来年秋から共に利用する。最大約1万人を収容可能で、アリーナの形状には楕円(オーバル)型を採用。これにより、どの観客席からもアリーナ面を正対して観ることが可能となり、臨場感あふれる観戦体験が可能となる。
2026年開幕予定のプロバスケットボール「B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)」では、参加クラブに対して5000人以上の収容規模が求められる。その中で、トヨタアリーナ東京は民間主導で設備・運営される先進的なモデルとして、国内アリーナ整備をリードする存在となっている。
『すぽると!』
毎週(土)24時35分~
毎週(日)23時45分~
フジテレビ系列で放送中