とどまる気配のない「物価高」…あなたが物価高を感じる瞬間は?
コメの価格高騰に代表される物価高は、とどまる気配がない。
OHKではアプリで緊急アンケートを実施(5月12日~19日、有効回答数390件)、アプリのユーザーに「物価高を感じる瞬間」や対抗策を聞いた。
物価高を実感していますか?
まず、「物価高を実感していますか」という質問は、とても実感しているが68.2パーセント、実感しているが30.3パーセントで、あわせて実に98.5パーセントだった。
物価高をもっとも感じる費用は、食費が86.4パーセントと圧倒的。以下、光熱費、車の維持費が続いた。
食費の中で、具体的に高くなったと感じるものは、やはりコメが最も多く130人。続いて野菜が38人で、家庭菜園を始めたり、切って冷凍するなどの工夫をしているようだ。3位の菓子は、「量が減っている」と感じている人も。

人に教えたい節約やお金の使い方の工夫を聞くと・・・「ご飯を炊く時、糸こんにゃくを刻んで入れる」
人に教えたい節約やお金の使い方の工夫を聞くと
・外食を控える
・1週間ずつ使うお金を決めてその中でやりくりする。
など様々あった中で、気になるのが、
・ご飯を炊く時、糸こんにゃくを刻んで入れる。
一体どんなご飯なのか・・・実際に作ってみた。

糸こんにゃく入りご飯っておいしいの?森下キャスターが試食
6月10日放送の「OHKLiveニュース」内で、森下花音キャスターが糸こんにゃく入りご飯を試食した。
森下キャスターは、見た目や香りは普通の白米と比べても変わらず、食べてみても、よく噛んでみると、コンニャクのプルンとした食感もあるが、味についても白米との違いが分からず、おいしいという感想を述べた。
米の量を抑えながら、かさ増しができるという対策法だ。

節約のプロに聞く!「一番の節約」は“お得なレシピで満腹感”を得て「健康」に
他に押し麦や豆腐を入れて食べる方法もあるようだが、番組では、物価高に負けない食費を抑える手軽な方法が他にもないか、節約のプロ・消費生活アドバイザーの丸山晴美さんに聞いてみた。
これまではご飯で満腹感を出す節約法だったが、最近はタンパク質をしっかりとり満腹感を出す、汁物を加え満腹感を出す。おススメは価格が下がっているキャベツ・小松菜、これに豆腐や豚肉を入れて豚汁風にすると少ないご飯でもお腹が膨れる。健康が一番の節約と考える。健康は食からなので、しっかり予算を取ってより働く方が家計全体で考えるとお得になると思う」
まずは食費を確保することが大切。そのためにはやはりしっかりとした予算を立てて通信費やサブスクなどの固定費の見直しを行うのが近道だ。
終わりの見えない物価高・・・様々な知恵を振り絞って乗り切りたいところだ。
<豆腐を使った”かさまし”>
米 2合
木綿豆腐 200グラム
酒 大さじ1
塩 小さじ2分の1
水 270cc
※30分程度 吸水後に炊く
<糸こんにゃくを使った”かさまし”>
糸こんにゃく 200グラム
米 2合
※糸こんにゃくを炒ってみじん切りにし
米に対して通常の水の量で炊く
(岡山放送)
