6月9日時点のレギュラーガソリンの平均価格が発表され、宮崎県内は177.9円だった。「定額補助金」制度の効果が表れ、約2年ぶりの177円台に。「税込み159円」となった宮崎市のガソリンスタンドを取材した。

「定額補助金」の効果が表れる

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森山裕香子記者:
こちらのガソリンスタンドでは、3週間前よりも10円値下がり。新たに始まったガソリン補助金の影響が感じられる。

宮崎市のガソリンスタンド。「定額補助金」制度が始まる前のレギュラーガソリンの価格は169円だったが、6月に入って159円となり、10円値下がりした。

エムアール石油宮崎店 中原誠副店長:
恐らく、補助の影響が早めに我が社には出てきてくれたので、値段がいまの現状を維持していると思う。もう少し下がる気もするが、このまま夏場まではいくのではないか。

一方、給油に訪れた人からは、複雑な声も・・。

給油に訪れた人:
安くなったからいいんじゃないですか。ずっと続けばいいけどね。

給油に訪れた人:
安い方ではないですわね。理想は150円くらいでしょうね。

給油に訪れた人:
まだまだ高い。高いです。もっと安くなってほしい。理想は120〜130円。遠乗りができない。遠乗りはセーブしている。

全国のガソリン価格を調査している石油情報センターによると、6月9日時点の県内のレギュラーガソリンの平均価格は、1リットル177.9円で、7週連続の値下がり、2023年7月以来、約2年ぶりに177円台となった。

石油情報センターは、「原油価格の下落などもあり、予定よりも早く政府が目標としていた10円近く値下がりした。定額補助金制度の効果が表れている」と分析している。

また、ガソリン価格は今週で落ち着いた形で、来週は小幅な値動きになる見通しだ。

(テレビ宮崎)

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