国民民主党が参院選比例代表で擁立を予定していた山尾志桜里元衆院議員の公認を見送ったことを受け、玉木代表は12日、自身のSNSに「代表として深くお詫び申し上げる」と投稿した。
玉木氏は投稿の中で、山尾氏について、「憲法改正議論や人権外交の分野をはじめ高い政策能力を持ち、この国の未来に貢献したいという信念をお持ちだった」とした上で、「こうした能力や姿勢に期待し、一度は党としても公認を内定した」とつづった。
その上で、「現時点で、有権者をはじめ、党内外からの理解と信頼を十分に得られているとは言い難く、最終的に正式な公認への移行を見送ることとした」と説明した。
そして、「今回の判断により、多くの皆さまにご心配やご不信をおかけしたことを、代表として深くお詫び申し上げる」と陳謝した。
国民民主党として、山尾しおりさんの公認内定を公認に切り替えない判断をしました。
— 玉木雄一郎(国民民主党) (@tamakiyuichiro) June 11, 2025
山尾さんは、憲法改正議論や人権外交の分野をはじめ高い政策能力を持ち、この国の未来に貢献したいという信念をお持ちでした。
こうした能力や姿勢に期待し、一度は党としても公認を内定しました。…
玉木氏は「擁立判断の重さと責任を真摯に受け止め、今後一層、国民の皆さまとの信頼関係を第一に取り組みを進めていく」とした上で、「意思決定の透明性と納得性を高めていくために、新たなガバナンス・コードの策定について、党内での検討を進めていく」と強調した。