7月に行われる予定の参議院選挙に向けた立候補手続き説明会が、4日、宮崎県宮崎市で開かれた。また、9日には県内の各市町村に投票用紙が発送された。宮崎県選挙管理委員会による選挙の準備が進んでいる。
立候補手続き説明会

立候補手続き説明会には4つの陣営の関係者が出席し、県選挙管理委員会の担当者などが選挙運動の注意点を説明した。

宮崎選挙区には、3期目を目指す自民党の長峯誠氏と元県議会議員で立憲民主党の山内佳菜子氏、参政党の滋井邦晃氏が立候補を予定している。また、4日の説明会に参加した日本維新の会は「決まった候補者はいないが、ギリギリまで擁立を模索する」としている。
投票用紙を発送

投票用紙の発送作業は9日午前8時半から県庁で行われ、宮崎県選挙管理委員会の職員が地域別に4台の車に積み込んだ。用意された投票用紙は選挙区と比例区合わせて183万5800枚で、宮崎市については直接手渡しされるということだ。

宮崎県選挙管理委員会 池北斉書記長:
私たち県選挙管理委員会の役割は、明るく、公平、公正な選挙が実施できるよう、ミスなく万全な選挙準備を行うこと。これらの思いを込めて、投票用紙を届けてください。

6月1日時点の県内の有権者数は87万3562人。参議院選挙は、7月3日に公示、20日投開票が有力となっている。
(テレビ宮崎)