5月22日にMDMAなどの麻薬をスーツケースの中に隠し韓国から輸入した疑いで、音楽プロデューサーの男が緊急逮捕された。熊本空港でMDMAやケタミンの持ち込みが発見されるのは初めてだという。

韓国から熊本に麻薬持ち込んだ疑い

麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、東京都渋谷区に住む音楽プロデューサー・森田昌典容疑者（48）。

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警察によると、森田容疑者は5月22日に韓国・ソウル発熊本行きの飛行機に乗り、麻薬のMDMAやケタミンを日本に輸入した疑いが持たれている。

熊本空港到着後の税関による手荷物検査で、森田容疑者が機内に預け入れたスーツケースを職員が確認したところ、ズボンのポケットから粉末状の物が見つかり、鑑定の結果、MDMAやケタミンと特定。

税関から通報を受けた警察が森田容疑者を緊急逮捕した。警察は、捜査に支障があるとして森田容疑者の認否を明らかにしていない。

ラスベガスから韓国そして熊本か

これまでの調べで森田容疑者は5月14日に成田空港を出発し、アメリカ・ラスベガスに滞在。5月22日に韓国経由で音楽イベントのために熊本に来たとみられている。

また、長崎税関は関税法違反の疑いで森田容疑者を6月9日付で熊本地方検察庁に告発した。熊本空港でMDMAやケタミンの持ち込みが発見されるのは初めてだという。警察が入手経路などを調べている。

（テレビ熊本）