テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが特技のイラストを使って天気の豆知識を解説するコーナー。今回は「アジサイの花」についてお伝えする。
アジサイの「花」はどこにある?
6日も宮崎は暑かったが、カラッとして気持ちよさもあった。そんな中、「梅雨らしい花」が咲いた。 そう、「アジサイ」の開花が宮崎地方気象台から発表された。去年より1日早く、平年より4日遅い開花だ。ところで「アジサイ」は、2輪花が開くと「開花の発表」となるのだが、どこの部分の2輪かご存知だろうか?

なんとなく、一番上の目立つところが花のような気がするが、これは実際は「ガク(=装飾花)」と呼ばれるもので、本当の花を守るための部分。本当の花は非常にわかりづらいところにある。花としてカウントされるのは、この中をかき分けたところにある「真花」と呼ばれる小さい花の部分。ここが2つ開くと「アジサイの開花」となる。なかなかわかりにくく、気象台の職員も、開花のシーズンになると、毎日かきわけて確認するとか…。

そんな「アジサイ」が咲いたはいいが、晴れの日が続いていて、「あれ、咲く時期を間違えた?」と思ったかもしれない。だが実際はそんなことはない。この先のポイントを古山予報士がイラストで表現すると…
「二度目の梅雨入り」 ※児玉キャスター風に

天気は下り坂に
7(土)は、日中は日差しの届く時間もあり、気温も前日と同じぐらいだが、天気は下り坂。夜はところどころで雨が降り始めそうだ。日差しがあるうちに、雨への備えをして欲しい。8(日)以降は梅雨空が戻り、ひんやりと感じられそう。

それ以降はまとまった雨が降る予想となっていて、月曜から火曜にかけて大雨警報が発表される恐れもある。最新の情報を確認してほしい。
(テレビ宮崎)