大阪・豊中市で一気に車線変更してきた車があわや衝突しかける危険な瞬間がカメラに捉えられた。撮影者はハンドル操作で間一髪の回避に成功したが、接近された撮影者は「絶望しかなかった」と語っている。また、兵庫・神戸市でもコンビニの駐車場からノールックで合流する危険運転も確認されている。
間一髪で衝突回避…赤い車が急な車線変更
大阪・豊中市で5月10日、4車線の道路でドライバーが撮影したのは、左側から一気に車線変更してきた赤い車だ。
当時を振り返り、撮影者は「“終わった”という感じ。絶望しかなかった」と語る。そう思うのも無理はなかった。赤い車は撮影者の存在に気づいていないかのように急接近してきたのだ。

撮影者はとっさにハンドルを切り、間一髪で衝突を回避した。過ちに気がづいたのか、赤い車は「すみません」というようにハザードランプを点滅させていた。
ドライバーによると、運転していたのは50代から60代前半くらいの男性だったという。
撮影者は「ノールックで車線変更してきたような感じ。後方確認はしっかりしてほしい」と話している。
停止せずヒヤリ…コンビニから飛び出す車
一方、「目視で確認しましょう」と言いたくなる瞬間は、兵庫・神戸市でも5月11日にカメラに捉えられた。

コンビニの駐車場から出てきた車が、突然止まることなく飛び出してきた。相手のドライバーもすぐに気づいたようで、衝突は避けられた。

この時、撮影者の車は対向車が来ていたうえに、センターポールも設置されていて避けることができない危険な状況だった。
撮影者の車に乗っていた夫は「心臓がバクバクした。道路に出るときは、いったん停止してタイミングを見てほしい」と話している。
撮影者によると、運転していたのは30代とみられる男性で、衝突は避けられたが道路脇の側溝にタイヤがはまってしまったように見えたという。
(「イット!」 6月9日放送より)