5日に飯豊町で発生した火事について、住宅と小屋をあわせて5棟が焼けていたことがわかった。出火原因はまだ特定できていない。
この火事は5日午前9時すぎ、飯豊町中の島貫祐二さん(68)の住宅から火が出たもの。
出火当時、現場周辺では非常に風い強が吹き、鎮火まで約5時間半を要したが、この火事でけがをした人はいなかった。
警察と消防がその後実況見分を行った結果、島貫さんが所有する木造一部2階建ての住宅と、木造・鉄骨総2階建ての小屋の計2棟が全焼したほか、火元の住宅と隣接する住宅の小屋計3棟の一部が焼けたことがわかった。
焼失面積は、住宅と小屋5棟をあわせて820平方メートル。
焼けた小屋は農作業小屋や車庫だった。
出火当時の通行人からの通報内容は、「機械から住宅に燃え移った」というものだったが、警察によると、これまでに出火原因は特定できていないという。