ロシア軍がウクライナ各地に大規模なドローン攻撃を行い、首都キーウではこれまでに3人が死亡しました。
ウクライナ空軍などは、5日夜から6日にかけて、少なくとも9つの地域が400機以上のドローンと40発以上のミサイル攻撃を受けたと発表しました。
首都キーウでは地下鉄や集合住宅などが被害を受け、救助活動中の隊員3人が死亡し、27人が負傷しました。
また、この攻撃によりウクライナ全土では50人以上が負傷したということです。
ゼレンスキー大統領は自身のSNSで「いまこそ世界中がロシアに圧力をかけ、この戦争を止めるときだ」と述べ、各国にさらなる制裁を科すよう求めました。
一方、ロシア国防省は6日、テロへの報復としてウクライナの軍事関連施設に対し大規模な攻撃を実施した発表し、「目的は達成され、標的はすべて破壊した」と成果を強調しました。
ロシアの攻撃をめぐってはプーチン大統領がトランプ大統領との電話会談の中でウクライナによるロシアの軍用飛行場への攻撃に対し、報復攻撃を行う考えを示唆していたとされています。