加工する際に廃棄される福井県産甘エビの頭などを活用して、若狭高校の生徒らが「海老油」を開発しました。6月8日に大阪・関西万博の会場内で開かれるイベントで販売されます。
若狭高校の生徒は開発した海老油について「色がとてもきれいなところと、料理で使うと食べた瞬間にエビの香りがするのがポイント」と話します。
県内の特産の一つの甘エビですが、加工する際に処分される頭や殻の部分の有効活用が模索されていました。そこで、若狭高校海洋科学科の生徒たちを中心に2024年9月から開発に取り掛かり、生徒たちがエビの分量や配合などの試作を繰り返し、パッケージデザインも考案しました。「エビというと福井という感じがしないかもしれないが、福井を代表する商品になれば」と意気込んでいます。
商品は、生徒たちが6月8日に大阪・関西万博で開催されるイベント「BLUE OCEAN FES.」で税込み972円で限定200本を販売します。