大阪・関西万博の「静けさの森」の水たまりから、基準値の20倍のレジオネラ属菌が検出されたことがわかりました。
【秦令欧奈アナウンサー】「レジオネラ属菌が検出されたのが『静けさの森』の南側一帯です。普段はこの辺りは水盤で、水が張られているのですが、今は水が抜かれています」
万博会場の中央にある「静けさの森」水遊びもできる場所で先月28日、基準値の20倍となる「レジオネラ属菌」が検出されました。
「レジオネラ属菌」は、水辺などに生息する細菌。感染すると肺炎などを発症することもあります。
協会は検出された翌日の夜になってから水を抜いて利用を禁止に。
判明後、すぐに対策をとらなかったことについて博覧会協会は「(保健所から)そこまでの使用禁止の助言までは、すぐに使用禁止というのはいただいてなかった」と釈明しました。
基準値を超えた理由は不明ですが、今後、水質改善をはかるとしています。