「梅の日」の6日、和歌山県では梅酒の仕込みや梅の豊作を願う神事が行われました。
搬入されたのは、梅の名産地和歌山県みなべ町から届いたとれたての南高梅です。
この工場では梅酒の仕込み作業が始まり、職人たちは次々と梅を投げ入れました。
この梅はおよそ1年間熟成を重ね、来年の秋頃に国内やアジアなどに出荷されます。
また、田辺市の熊野本宮大社では、梅の豊作を祈る神事が行われました。
室町時代に干ばつが続く中、天皇が京都の賀茂神社に梅を奉納したところ、雨が降ったという故事に由来しています。
2025年はヒョウの影響などで不作だということで、例年より小さな樽で梅が漬けられました。