和歌山市の男性職員(20代)は2018年、不正な会計処理を命じられたことを公益通報し、不正を命じた職員は懲戒処分を受けました。

その後、2020年の人事異動でこの職員と男性職員は同じフロアに配置され、男性職員はその2か月後に自殺しました。

これについて市の第三者機関は、法律が禁じる通報者への不利益な取り扱いがあったとまでは認められないものの、「当時の人事異動は男性職員への配慮を全く欠き不適切だった」などと結論付けました。

検証結果を受け、和歌山市の尾花正啓市長は「指摘を真摯に受け入れる」とコメントしています。

関西テレビ
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