6月4日、福島県二本松市で行われたのは酒米「山田錦」の田植え。
農業の担い手不足により、長年使われていなかった田んぼに緑を取り戻そうとはじまった「休耕田での酒米育成」は2025年で2年目になる。
日本酒といえば、「全国新酒鑑評会」で福島県が3年ぶりに金賞受賞数日本一に返り咲いたばかり。美しい風景と福島が誇る日本酒の双方を守ることが期待される。
大七酒造・太田英晴社長は「去年はおかげさまで数量確保しましたけれども、ことしも順調にいくのかどうかは多少不安な気持ちもあるというところ。飲み手の方にもこの愛情と美味しさをそのまま伝えたいと思います、そんなお酒を作りたいです」と話す。
主食のご飯だけでなく様々な業界に広がる「コメ騒動」の余波…伝統と誇りを守る努力が続いている。