福島県会津若松市は、児童扶養手当など1億円以上をだまし取った元職員に対し、未回収となっている金額の支払いを求めて提訴する方針だ。

この問題は、会津若松市の元職員が児童扶養手当などの支給データを改ざんし公金をだまし取っていたもので、市の調査では総額1億7700万円にのぼるとされている。
しかし、いまだ約8300万円が未回収となっていて、損害賠償請求権の時効が2025年10月に迫っていることなどから、室井照平市長は5日から始まった6月定例議会に、未払い分の賠償を求める民事訴訟を起こす議案を提出した。

議案が可決されれば、市は7月にもこの元職員を提訴する方針だ。

福島テレビ
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