アフガニスタンの子どもたちにランドセルを届けるプロジェクトが今年も須賀川市の学校で始まった。
6月4日トマトの苗を植えたのは、須賀川市の義務教育学校稲田学園の子どもたち。
5年前から使わなくなったランドセルをアフガニスタンに贈る取り組みを行っていて、これまでに146個が海を渡った。
その輸送には1個あたり約3000円がかかるため、子どもたちはトマトの生育と販売に挑戦。輸送費を自分たちで毎年捻出している。
稲田学園6年生の児童は「いつも平和に暮せている私たちの日常が当たり前ではなく、(紛争などで)貧しい国の人たちもいるから、このプロジェクトを通して、他の小さなこともやっていきたいと思います」と話した。
4日に植えられたトマトは7月から収穫、その後加工され、秋にはドライトマトとして市内で販売される。