【長島記者】
「鳥栖市のドラッグストアです。こちらの店舗ではきょうから備蓄米が販売されています」
4日9時ごろ、鳥栖市の店舗に入荷した備蓄米。店員が臨時の棚に並べていきます。
ドラッグストアコスモスを運営するコスモス薬品は、きょう4日から佐賀県と福岡県などでも備蓄米の販売を始めました。
販売するのは2022年・令和4年産の「古古米」で、価格は5キロ税込み1980円。これまでの半分ほどの価格です。
【コスモス薬品店舗運営部 赤嶺伸一エリア長】
Qこちらのコメは?「弊社が2万トン仕入れた備蓄米」
コスモス薬品が随意契約で買い受けた備蓄米を販売するのは4日が初めて。
県内では物流の面で融通が利く福岡県近郊の鳥栖市、基山町、みやき町の6店舗に精米したばかりのコメがそれぞれ40袋ずつ入荷したということです。
【購入した人】
「安い、違いますね」
Q家計としては?「助かります」
【購入した人】
「まさか買えるとは思わなかった」
【購入した人】
「コメが入っていたからラッキーと思って。やはりコメがないと困るから」
コスモス薬品の店舗では、精米が追いつき次第今後も随時入荷する予定で、今回買い受けた2万トンはすべて同じ価格で販売されます。
【コスモス薬品店舗運営部 赤嶺伸一エリア長】
「ようやく消費者の皆さまにコメが届けられるというかたちで我々も大変よかったという気持ち。精米をして時間が経つとコメも味と品質が落ちてしまうので、本当に必要なぶんだけ購入をお願いしたい」
県内ではこのほか、多くの大手小売り業者が6月中に備蓄米の店頭販売を始める予定だということです。
