将来、農業に就きたいと考える学生と農業法人などが6月4日、面談会を開き、積極的な意見交換を行いました。
県農業大学校が開いたマッチング面談会。集まったのは農業や畜産を営む12の法人と就活中の大学生、高校生の約60人です。
農業法人
「農業って汚い、疲れる、『3K』の典型的なイメージだけど、それをなくして楽するような農業をどんどん進めていきたい」
学生「法人としてどういう人材が欲しいですか?」
学生「土壌改良については、どのような形で学習を進めていきますか?」
農業の「なり手不足」の問題が叫ばれる一方で、意欲的な学生は増えているといいます。
農事組合法人せんだいあらはま 松木長男代表
「農業に採用したくてもなかなか採れない。魅力あるものを提供して、それに乗っかってくれる人がいればうれしい」
県内では2023年度、農業の職に就いた131人のうち、半数近くの58人が10代から20代でした。実家が農家でなくても農業を始めたいという学生もいるということです。
学生
「専攻の農業以外のことも聞いたので、取り組んでいる活動が分かってよかった」
「後悔のないような、長く働ける、農業、そういった就活を頑張っていきたい」