2025年で登録から10年となる世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の保存について市民に考えてもらおうと、長崎市でこのほどイベントが開かれました。
市民14人が参加したイベントは、構成資産がある長崎市のグラバー園前をスタートします。
「産業革命遺産」は、幕末から明治にかけての海外との交流による日本の近代化を物語るものです。
10年前の2015年にユネスコの世界遺産に登録されています。
イベントは、世界遺産の保存や継承について考えてもらおうと開かれました。
ゴミを拾いながら到着した「小菅修船場跡」では参加者がガイドから歴史的価値について説明を受けました。
参加者
「中から見たら分かりました。補強されて初めて今残されているのだなと」
世界から評価される歴史について学んだ参加者は、構成資産を守っていくために何ができるか考えていました。