43人が犠牲となった雲仙普賢岳の大火砕流から34年となった3日、ふもとでは教訓を胸に灯りがともされました。
普賢岳噴火災害の犠牲者を追悼し、災害の教訓を伝える灯りがやさしくゆらめきます。
2025年で19回目となる「いのりの灯」は、雲仙岳災害記念館が未来を担う子供たちに災害の教訓を伝えようと毎年行っています。
島原市立第四小学校 友清結翔さん
「島原半島のいいところを他のまちの人に伝えたり、雲仙噴火災害のことを正しく伝えて島原半島を支えていけるような人になりたい」
キャンドルは島原半島の子供たちが手作りしたもので、思い思いの絵や文字が描かれています。
キャンドルを作った児童
「もう噴火が起きないように願って作りました」
前日からの雨のため今回は屋内で開かれ、子供たちの思いが込められた1200本余りの灯りが会場いっぱいに広がりました。