フランス政府は、7月1日からビーチや公園など、子供が出入りできる屋外の場所での喫煙を禁止すると発表しました。
7月1日からフランス全土で禁煙の対象となるのはビーチや公園、公共の庭園、学校の外、バス停のほか、図書館やスポーツ施設など、子どもが出入りできる屋外の場所です。
フランス政府が2日に発表したもので、地元メディアによりますと違反者には最大で135ユーロ、約2万2000円の罰金が科せられるということです。
カフェの屋外テラスは対象に含まれていません。
政府はフランス国内で1日あたり200人以上が喫煙により死亡していると指摘し、禁煙の対象を拡大することで依存症を予防し、今日生まれる子どもたちを喫煙のない世代にさせるとしています。
さらにボートラン保健相は自身のSNSに「きれいな空気を吸う子供たちの権利が始まり、喫煙の自由は終わる」と投稿しています。