5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比108ドル00セント安の4万2319ドル74セントで取引を終えた。

アメリカの経済指標を受け、雇用情勢の悪化を警戒した売り注文が優勢だった。

6日に、5月の雇用統計が発表されるため、内容を見極めたいとする様子見ムードもあった。一転、ダウ平均はプラス圏に浮上する場面もあった。

トランプ大統領が中国の習近平国家主席と電話会談し、米中の貿易摩擦が緩和に向かうとの期待感が広がった。

一方、イーロン・マスク氏が率いるテスラが14%超安と急落。トランプ大統領とマスク氏双方による非難の応酬が続いていて、ダウ平均の構成銘柄ではないが相場を押し下げた。

ハイテク株主体のナスダック総合指数は4営業日ぶりに反落し、162.04ポイント安の1万9298.45だった。

フジテレビ
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国際取材部
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