天皇ご一家は、戦後80年にあたり、4日から2日間の日程で太平洋戦争の激戦地・沖縄を訪問されます。
愛子さまの沖縄訪問は初めてです。
両陛下は愛子さまを伴い4日午後に特別機で沖縄に入り、まず激戦地の糸満市にある国立沖縄戦没者墓苑を拝礼し、24万人余りの犠牲者の名前が刻まれた「平和の礎」に足を運ばれます。
引き続き、「平和祈念資料館」で沖縄戦の証言集などを見学し、戦争体験者や語り部活動に取り組む若い世代などと懇談されます。
5日の2日目は、沈没した学童疎開船「対馬丸」の記念館や子供たちの慰霊碑「小桜の塔」を訪れるほか、2019年に火災で消失し復元が進む首里城も視察されます。
戦後80年にあたり、両陛下は4月に激戦地の硫黄島で慰霊の旅を始められ、沖縄への訪問は陛下の即位後2回目で、愛子さまの訪問は初めてです。