岩手県盛岡市の酒造メーカー「あさ開」では、雪の中で熟成させた日本酒が完成し、販売に向けた準備が進められています。

新しい商品として販売される日本酒「純米大吟醸イワティ」は、本州で最も寒い地域といわれる盛岡市薮川にあるレジャー施設「まほら岩手」の雪の中で約3カ月間にわたり貯蔵されました。

雪中貯蔵はあさ開では初の試みで、6月2日はトラクターを使って熟成させた酒を掘り出し、関係者が次々に運び出していました。

雪室の中は温度と湿度が一定に保たれていて、フレッシュさはそのままにまろやかでフルーティーな味に仕上がったということです。

あさ開 観光課 照井未来さん
「これから暑くなってキャンプなどイベントや外に出る機会が増えると思うので、イワティを持って一緒に楽しんでもらいたい」

純米大吟醸イワティは1000本限定で4日からあさ開の直営店や公式通販サイトで販売される予定です。

岩手めんこいテレビ
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