秋田県庁の食堂でサメを使った限定メニューの提供が始まりました。高たんぱくで低カロリー。健康維持につながる食材をおいしく取り入れてみませんか。
県庁の地下一階にある食堂。3日のランチタイムに特に人気を集めていたのが、限定の日替わりランチ「アブラツノザメのフライ定食」です。
アブラツノザメは秋田沖で水揚げされたものです。漁師の提案で定食が実現しました。
えっこ・佐藤栄治郎社長:
「最近サメがすごく取れているので、サメの認知度アップと消費拡大を促すために提案させてもらった」
アブラツノザメはたんぱく質を多く含むほか、カロリーが低いとされています。健康維持にはもちろん、ダイエットを考える人にもうれしい食材です。
フライは身がぎっしりと詰まっていて、身はふっくら、衣はサクサク。タルタルソースともよく合い、ご飯がどんどん進む味です。
食堂を訪れた人は、アブラツノザメを初めて口にする人が多いようでしたが「フライに合う。食べ応えがあっておいしい」「身がふわっとしていて食べやすい。くせもなくフライに合っている」と、そのおいしさに驚いた様子でした。
えっこ・佐藤栄治郎社長:
「サメに抵抗感を持たず、興味を持って一度食べてもらえたらと思う」
アブラツノザメを使った定食は6月12日まで、火曜と木曜に提供されます。
定食の提供は午前11時半からで、売り切れ次第終了。1日35食限定のため、気になる人は早めに足を運んでみてください。