加工したバッグに覚せい剤1キロあまりを隠して福岡空港に密輸した疑いで、イギリス人の男が逮捕されました。
◆記者リポート
「入国したイギリス国籍の男本人がこちら。覚せい剤をどこに隠していたかと言うとフライトバックの側面の中でした」
覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、イギリス人のバーンズ・ジョン・ブライアン・ウィリアム容疑者(76)です。
警察などの調べによりますとバーンズ容疑者は5月13日、航空機でドイツを出発し、営利目的で覚せい剤約1270グラム、末端価格で7350万円相当を福岡空港まで密輸した疑いが持たれています。
福岡空港に到着した際、職員が二重に加工されたバッグの側面から覚せい剤を発見したということです。
調べに対し、バーンズ容疑者は「バッグは南アフリカで知人から受け取ったもので、覚せい剤が入っていることは知らなかった」などと容疑を否認しています。