“ミスタープロ野球”こと読売巨人軍・終身名誉監督の長嶋茂雄さんが、3日午前6時39分、肺炎のため都内の病院で亡くなりました。89歳でした。

福岡市のJR博多駅前では、長嶋さんの死去を知らせる新聞の号外が配られました。

また、プロ野球福岡ソフトバンクホークスの関係者からは、長嶋さんを悼む声が聞かれました。

■王貞治 球団会長
「突然の訃報に大変驚いております。日本球史に燦然と輝く長嶋さんが闘病生活の末、旅立たれてしまったことを本当に残念に思います。長嶋さんには色々と教えていただきました。一緒に野球ができたことを本当に感謝しています。今は只々心よりご冥福をお祈りします」

■小久保裕紀 監督
「プロ野球を国民的人気スポーツに押し上げた象徴的な方だと思うので、非常に残念です。本当にオーラ、華やかさを感じさせる方だったと思います。ファンあってのプロ野球、ファンの人が球場に足を運んでくれるから我々の職業が成り立っているんだというその根底を一番体現されていました。本当に感謝を伝えたいです」

■城島健司 チーフベースボールオフィサー
「残念でなりません。アテネ五輪で監督と捕手という立場で接し、球場やホテルの部屋でいつも一緒に野球談議をしていたことを思い出します。長嶋野球に触れることができたのは私の大きな財産です。豪快なイメージの反面、繊細で緻密な野球をされる方でした。ご冥福をお祈りいたします」

■和田毅 球団統括本部付アドバイザー
「突然の訃報にただただ驚いています。日本プロ野球の発展に尽力され、国民的ヒーロー第一人者でもある方と日の丸のために戦えたことは一生の宝物になっています。まだ現実を受け止め切れていませんが、心よりご冥福をお祈り申し上げます」

テレビ西日本
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